健常女性における下部尿路症状(LUTS)の分布【学会発表】

2022/5/26

みなさんは、下部尿路症状 (LUTS) をご存じですか？

LUTSの性質に性差による違いはありませんが、女性においては、骨盤底機能障害による腹圧性尿失禁が多く、蓄尿症状が主体であることが多くなっています。このリスクとなりえる要因としては、加齢や肥満、便秘、高血圧、糖尿病などが報告されています。加えて分娩が女性特有の重要なリスク因子として挙げられます。

また、排尿の悩みについては、年齢を問わず悩みを抱えているものがいることが報告されています。

そこで、弊社のモニターを対象に、LUTSに関するアンケート調査を実施した。
【調査概要】
<対象者>
1. 株式会社オルトメディコが運営するモニター募集サイト「Goトーロク」の女性登録者
2. 「Goトーロク」のLINEで友達登録している女性

<調査項目>
1. 年齢
2. 排尿の悩みの有無
3. 通院状況
4. 主要下部尿路症状スコア（Core Lower Urinary Tract Symptom Score: CLSS）

<調査方法>
インターネット

<調査期間>
2022/11/7～21

【調査結果】
有効回答者数: 1225名
<結果 (一部)>
40歳未満女性においても、約40%は排尿についての悩みを抱える者が存在することが確認されました。また、排尿について悩みはあるが通院していない者の割合が最も多い結果であった。

本調査の集計データおよび第43回日本臨床栄養学会で発表した内容の動画につきまして、以下の通りアップしておりますので、是非ご覧ください！

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